こんにちはー!るなです(^^)
美容部員って、「化粧品のことなら何でもわかっているプロ」ってイメージですよね?
なので、買いに行った人は美容部員の説明を聞き、なんでも言われた事を信じてしまいます。
けれども、例え自分のところのメーカーでも、あれだけ大量の化粧品を全てわかっている美容部員って、そんなに多くないと思いますよ。
なぜなら、私自身が、美容部員の間違いを何度も実際に見聞きしているから(笑)
今回は、そのことについてお伝えしていきますね(^^)
(今回はメーカー名は記載しません)
知識不足(勉強不足)の美容部員
日焼け止めに美容液が入っている?
ある時、ちょっとお年寄りのお客様に、日焼け止めの説明をしていた美容部員がいました。
そして、とある日焼け止めの事を聞かれた時に
「こちらは美容液が入っていますので」と説明していました。
それ、美容液感覚の日焼け止めってだけで美容液は入ってないよー!
と思ったんですが、私はそのメーカーの人間ではないし、口を挟むことはしませんでした。
結局そのお客様は、その日焼け止めをお買い上げ。
あとでそのメーカーのチーフにも確認しましたが、「あれは美容液のような感触(テクスチャー)ってだけで、美容液は入ってませんよ」と言っていました^^;
だってその日焼け止めは私も使っていたし、私は美容液は入っていないということをわかっていましたから(笑)
化粧水の有効成分のこと
はい、お次は違うメーカーさんの美容部員のお話です。
すごく性格の良い美容部員だったのですが、残念なことに化粧水の有効成分を間違えていました。
本当は海藻成分だったのですが、ダブルコラーゲンと言っていました。
良い人なだけに、ああ・・・残念。
アイシャドウにはコラーゲンは入ってない
そこのメーカーは、化粧品にコラーゲンを使用するのが好きだったんですよ。
チークにも入ってましたし、まあなんでもかんでもコラーゲン入りと謳っていましたよw
ところがどっこい、「アイシャドウにはコラーゲンは入ってない」と言った美容部員が居たんですよね~(笑)
その美容部員はある化粧品店で働いていた時!変わり者とレッテルを貼られいじめに合う!の記事の、下の方に出てきますね。
成分表にはちゃんと「コラーゲン」と記載されているのに「コラーゲンは入っていない」と自慢げに言い切る美容部員。
使用した私の肌には反応が出ているのに・・・怒りを通り越してとっても笑えます(^^)
ではこの成分表って嘘が記載されているんですかねえ???
全て例の美容部員の勘違い(思い込み)だとわかってはいましたが、わざとメーカーに電話をして
「〇〇店の△△さんは、アイシャドウにはコラーゲンは入っていないと言っていますが、成分表にはちゃんとコラーゲンと記載されています。
それではメーカーは、入れてもいない有効成分を、あたかも入っているように嘘を記載しているのでしょうか?それとも◯◯店の△△さんの知識不足でしょうか?」
と聞いてみました。
そしたらメーカーの電話担当の方に、「アイシャドウにもちゃんとコラーゲンは入っております。弊社の美容部員の勉強不足です。申し訳ありませんでした」と謝って頂きましたよ。
あ~私って意地悪(笑)
しっかり店舗名と姓を伝えておいたので、あとでこってり絞られたことでしょう(多分ね)
本当は知っているけどたくさん売りたいから嘘をついている美容部員
数例わけのわからない美容部員の話を出してみましたが、それとは反対に
「本当は知っているけど、たくさん売りたいから嘘をついている」
悪徳美容部員もいます。
売れれば売れるほど、彼女たちにボーナスが入りますからね(笑)
フェイスパウダーは1年に1個じゃ足りない?
今は色々なメーカーから、1年に1回だけ発売される特別なフェイスパウダーがありますよね!
ケースもキラキラして幻想的できれいで可愛くて、女性ならば見ているだけで癒やされるし、1年に1回だけしか買えないと思うと今買わないと!って思っちゃいます。
それを狙った悪徳美容部員(イニシャルS)がいました。
※その人の影のあだ名は「腹黒」でした(笑)
わたしがある化粧品店でパートをしていた時に、某メーカーの美容部員Sに、その1年に1回しか発売されないフェイスパウダーの予約を迫られたのです。
元々評判が良かったフェイスパウダーなので、1度は試してみたいと思い1個予約しようとしたら、その美容部員Sには「るなさんは汗っかきだから最低4個は必要!私だって6個は買うんだよ!」と騙されました。
わたしは「いつも涼しそうな顔してるね」と言われるほど、夏でもそんなに汗はかかない体質なのですが、その店で働いている時には走り回っていて常に汗だくだったのです。
でも、さすがに1個定価で1万円以上するのに、4個かあ・・・と思ったのですが、その美容部員Sは「1年に1回しか発売されないんだよ?4個買っておかないと、途中で足りなくなっても買えないんだよ!」と言うので、わたしは渋々予約しました。
フェイスパウダーをご存じない方のために記載しますが、フェイスパウダーはおしろいとも呼ばれ、化粧崩れ防止のためにメイクの仕上げにさらっとつけるものです。
実際に発売されたあとに、そのフェイスパウダーを購入した他の美容部員さんに聞いたら、みなさん「普通に使ってる分には1年に1個あったらじゅうぶん足りるよ」と口を揃えて言っていました。
ある人には「Sさんに騙されたね!」とも言われました。
それで休憩時間に一緒にお昼を食べていた腹黒Sさんに、「ねえ、Sさんはあのパウダーを6個買うって言ってたよね?」と確認したら「うん、頼まれた分も合わせてね」と・・・
え!自分で使う分だけで6個っていうニュアンスだったのに!!!と、わたしは怒りで震えました。
やっぱり腹黒Sは、わたしの事を騙してあんな高いパウダーを4個も買わせたのです。
結局みなさんの言う通り1年に1個も消費しなかったし、1つは購入後すぐに義母にあげて、残りはヤフオクで売りました。
メイク落としは朝も使うのが普通!?
その腹黒美容部員Sですが、Sのメーカーの化粧品を無理やり買わせられていたわたしに「メイク落としは夜だけじゃなくて朝も使ってね!」と言ってきたのです。
メイク落としはメイクを落とすために使うものであって、朝は必要ないのでは?と思ったのですが、腹黒S曰く「夜も汗や皮脂が出るから朝ちゃんとメイク落としで落とさないと化粧ノリが悪くなる」らしいです。
そうは言われても納得できなかったので、Sに言われてからも朝はメイク落としは使っていませんでした。
そしたらある日、他のメーカーの美容部員さんがお客様に「メイク落としは朝も使うの?」と質問されていました。
わたしが聞き耳をたてていると「メイク落としはお化粧を落とすためのものなので、夜だけで良いですよ。朝も使うと皮脂を取りすぎてカサカサになっちゃいますからね」と!!
そうです。腹黒Sは朝もメイク落としを使わせたら、減るのが早くなってもっと買ってもらえると思っていたのです。
ホントに腹黒ですよね!
あの美容部員Sに「腹黒」ってあだ名をつけたのが誰だかはわかりませんが、ホントにナイスセンスです^^;
メーカーが巧みな言葉で美容部員に嘘をすりこみ
はい、その他にはメーカーが美容部員に嘘を刷り込んでいるということもあります。
いわゆる、間違った教育ですね。
それを美容部員が、あたかも本当だと信じてお客様にも説明しているのです。
例えば「この化粧水は美容成分が肌の奥深くまで(角質層まで)浸透します」というセリフはよく聞くと思いますが、これはメーカーが嘘を教えているだけです。
角質層は皮膚の表面にあるので、奥深くでは無いですし、更に言うと角質層は死んだ細胞です。
そのうち垢となって剥がれる予定の死んだ細胞に美容成分を与えても、意味があるのか謎ですが^^;
「肌の奥深くまで届くってことは、その角質層の奥までじゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、角質層の奥で細胞分裂している部分に届くことは絶対にありえません。
人間の肌にはバリア機能というものがありますので、それによって異物が体内に入らないように守ってくれているんです。
むしろ、化粧品が角質層を超えて角質層の下の奥深くまで入ってしまったら、バリア機能が破壊されて頻繁に化粧水をつけても乾燥してしまうという悪循環に陥ります。
そうなった女性は、化粧品を手放せなくなります。
すると、ますます化粧品が売れる。これがメーカーの目論見です。
「私は乾燥肌だから、お風呂上がりには即、化粧水をつかないと乾燥して大変なの。」と言っている女性が結構居ますが、既にバリア機能を破壊されて、メーカーの思うつぼですね。
いつも言っていますが、人間の肌にはバリア機能があるので、化粧品なんて使わなくても自分で皮脂を分泌させてきれいになろうとする力があるのです。
わたしの言うことが嘘だと思うなら、形成外科医で再生医療の専門家、落合博子先生も化粧水は肌の奥まで浸透しない科学的理由を解説してくださっていますので御覧ください(^^)
全成分表示義務
薬機法(旧薬事法)が改正されたために、2001年4月から、化粧品の全成分表示義務ができました。(欧米に合わせたのです)
化粧品やシャンプーなど、含まれる量の多い順に、全成分を記載しなければならないことになりました。
それまでは、指定成分と言われる100種類くらいの「アレルギーの原因になるもの」しか記載の義務が無かったのですよ。(例えばパラベンとか)
でもこのおかげで、全成分を確認できるようになった消費者は、安心ですよね(^^)
私は化粧品を使用するのには賛成できませんが、どうしても化粧品を使いたい方は、全成分を確認してから自己責任で使用しましょう。
使用してみて、もし「合わないな」と感じたら、すぐに使用を辞めてください。
化粧品なんてざっくり言うと「化学物質を練り合わせたもの」なんですけどね・・・^^;
化粧品の価格
化粧品には安いものから高いものまで、色々ありますよね?
何が違うと思いますか?
ちなみに安い化粧品は、ケースも安っぽく、高い化粧品はケースも結構高級に見えますよね?
なのでメーカーに確認してみると、「容器が・・・」「成分が・・・」といった言い訳をします。
でも、今や大量生産が出来る化粧品。
容器が1個3000円も5000円もするわけ無いですよね(笑)
結局は、CM料金がかかりすぎてるんですよ。
メーカーは各ブランドごとに有名タレントを使用し、莫大な資金を使いCMを流しているんです。
つまり、ブランドイメージを作っているのです。
CMを見る回数が多ければ多いほど、人間って「これは有名だ。信用できる。」と思い込んじゃうんですよね。
だって、全くCMをしていない知らないメーカーの化粧品って、なんとなく「大丈夫なの?」と心配になりませんか?(笑)
CM1本あたりいくら、とは一概には言えませんが。(タレントさんやメーカーなどによっても違いますからね)
確かに言えることは、原価率よりも広告費のほうが圧倒的に上回っているということです。
あとは、高い化粧品には美容部員がいますので、その人達のお給料ですね。
知り合いにそのことを言ったら「え!そうなの?」と驚いていましたが、だって無給で働いているわけでは無いですからね^^;
消費者が購入した利益の一部は、美容部員のお給料になっています。
最後に
何度も言いますが、私は化粧品使用に反対派です。
あんな化学物質をこね合わせたものを顔や体に塗るのは恐怖しかありません。
あ!でも日焼け止めだけは使用しますよ(^^)
勿論ココナッツオイルを薄く伸ばしてからですけどねw
どうしても「私は化粧品が無いと生きられないの」という方は、どうぞ自己責任でお使いくださいね(^^)
最後までご覧いただきありがとうございます。(^^)
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