こんにちはー!るなです(^^)
以前私が化粧品店で働いて数日目くらいの時に、とんでもなくびっくりした事があったんです。
質問されたので「確認致しますので少々お待ちいただけますか?」と笑顔で言っただけなのに、大声で怒鳴られました^^;
他の美容部員さん達も全員びっくり!
今回は、その件についてお伝えしていきますね(^^)
来て早々怒鳴るお客様
はい。数年前に私は化粧品店に入社したばかりでした。
その時に販売されていた化粧品であれば、容器を見ただけで大体どこのメーカーの商品なのかわかったのですが、
だいぶ前の(既に販売終了していた)商品だと、容器を見てもわかりません。
そんな時に、ひとりのお客様がいらっしゃいました。
「ねえ、これと同じのある?」
と、口紅を1本差し出され・・・しかし、見たことのないデザイン。
メーカー名も色番号も消えてしまって全く見えません。
その時店内にはお客様は少なく、空いている美容部員さんも結構居たので、その美容部員さんなら知ってるかな?と思い、
「確認致しますので、少々お待ちいただけますか?」と申し上げたら、
「だから、同じのあるかって聞いてんのよ!!!」
と、大声で怒鳴られました。
化粧品メーカーも、30年くらい前でも1000社以上はありましたし、ここ数年では3500以上のメーカーがあります。
自分が昔から愛用していた化粧品ならともかく、他メーカーの商品だと現行の商品でないと、入社したばかりの私にはわかりません。
お客様は「化粧品店の人=全員プロ」と思っていらっしゃるだろうし、入社したばかり、とかは言い訳にはならないでしょうけど、
それでも長く美容部員をしている人でも、自分のメーカーの商品しかわからない人も居ますよ。
とにかく「申し訳ございません。少々お待ちくださいませ。」と言い
空いている美容部員さんに、その口紅を見てもらいました。
あるメーカーの廃盤商品だった
そしたら「これは、◯◯さん(某メーカー)のだいぶ昔に出ていた口紅で、既に廃盤よ。」
と教えてくれました。
すぐにお客様の元へ戻り、その旨をお伝えすると、「じゃあ良いわ。」
と仰っしゃり、居なくなりました。
ホッとしたのもつかの間、30分後くらいに他の作業をしている時に、またそのお客様。
「ねえ、これと同じのはある?」
またまた口紅を1本差し出されました^^;
その商品は現行のカネボウのKATEの口紅だったので、
「こちらでございます。」とご案内し、
KATEの売り場でテスター(見本)をクルクル繰り出し、
「◯◯番ですので、こちらのお色で間違いないでしょうか?」
と笑顔でお尋ねしたら、
「だーかーらー、これと同じの出せば良いのよ!!!」
と、また怒鳴る^^;
いつもやっている行動がそのお客様には通用しない
化粧品を販売する時は、スキンケアならサッパリタイプ、しっとりタイプ、朝用、夜用等。
メイク用品だって、似たような色もありますし、ちゃんとお客様に確認します。
もし間違って販売してしまったら、わざわざ返品に来るお客様に負担をかけてしまうので。
それでいつもどおりに確認したのですが、そのお客様には通用しませんでした^^;
とにかく怒鳴られっぱなしで、正直うんざりしたのは内緒です。(笑)
お客様は神様っていう意味
多分そのお客様は、ご自分の事を
「お客様は神様なんだからどんな態度を取っても良い」
と、勘違いしていたのでしょうね。
確かに、お客様が購入してくださっているおかげで、私達はお給料を頂けます。
でも、「お金を払っている方が偉い」って感じで店員に傲慢な態度を取る人は、私は大嫌いです。
しかも「お客様は神様」という言葉は、歌手の三波春夫さんが
「お客様の前で歌う時は、神様の前で歌うつもりで歌う」と言ったのが始まりです。
それで「お客様は神様です」
と言っていただけなのに、いつの間にか
「お客様は神様なんだから、傲慢な態度をとっても良い」
と勘違いする人が増えたのは、とても悲しいしおかしなことですね(笑)
終わりに
私は、自分がされて嫌なことは、他の人にもしないことにしています。
理由は簡単で、「自分がされて嫌なことは相手も嫌だろう」ということです。
なので、化粧品店は勿論、ファミレスとか喫茶店でも、例え店員さんがミスをしたとしても怒ったとはありません。
ミスをした方は、「どうしよう」とドキドキしているはずなので、
「心配は要りませんよ」という感じで、笑顔で対応します。
だって、誰だってわざと失敗するわけじゃないんだから。
ただ、わざと横柄な態度を取る店員が居たら、Twitterでつぶやきますけど(笑)
今回もご覧いただきありがとうございます(^^)
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