※2020年5月13日更新済み
こんにちはー!るなです(^^)
今日は2019年3月16日。
日焼け止めはほぼ使う人が居ない季節ですが、本当に日焼けしたくない人は、4月くらいから使用したほうが良いということですよ。
ところで、去年の7月のニュース、覚えていますか?
ハワイでは、珊瑚への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの使用を禁止することになるらしいです!
この法案はいつからなのか、また日焼け止めを使用しないとどうなるのか?お伝えしていきますね。
ハワイの日焼け止め使用禁止はいつから?
サンゴ礁への有害性が指摘されている成分を配合した日焼け止めの使用が禁止されるのは、2021年1月1日から。
こうした法律は、米国では初めてらしいです。
日焼け止めの何がいけないの?
日焼け止めには色々な成分が含まれていますが、その中でも
- オキシベンゾン
- オクチノキサート(別名:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
という紫外線カット成分が、サンゴ礁への有害性が指摘されるとして、2021年1月1日の施工後は、この成分が含まれる日焼け止めの販売や流通が規制されるとのことです。
この2つの成分を使用した日焼け止めを塗った海水浴客が海に入ると、勿論ですが肌から日焼け止めが溶けて海の中へ流れ落ちてしまいます。
そうすると、珊瑚の白化現象や遺伝子の損傷を引き起こしてしまいます。
その結果、珊瑚が死滅してしまうという悲惨なことになってしまうのです。
ただ、全ての日焼け止めに、必ずオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれているわけではありません。
原材料の中にオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれていない日焼け止めならば、使用しても構わないということかな?と考えられますよね。
日焼け止めを使用しないとどうなるの?
ここで、日焼け止めを使用しないとどんなことが起こるのかをお伝えします。
紫外線の種類は3種類
紫外線の種類には、よく知られている紫外線A波(UV-A)、紫外線B波(UV-B)、更に紫外線C波(UV-C)の3種類があります。
紫外線A波(UV-A)
紫外線A波(UV-A)というのは、「生活紫外線」とも呼ばれ、浴び続けることによって肌を黒くします。
この紫外線A波の波長は長く、肌の真皮まで到達します。
更には窓ガラスも通してしまうので、車の中だけではなく家の中に居ても日焼けしてしまうのです。
紫外線A波を浴び続けると、肌は弾力を失ってしまい、シワやたるみの元にもなります。
日焼け止めでは「PA」でどれくらいの効果があるのか、表されています。(PA++++が現在表示される最高)
紫外線B波(UV-B)
紫外線B波(UV-B)は、波長が短いので真皮までは到達しませんが、やけどをしたように肌を真っ赤に痛めつけてしまいます。
結果、シミやそばかすの原因になります。
日焼け止めでは「SPF」と表されています。(現在ではSPF50が表示出来る最高値)
SPFには20や35や50など、何種類もありますが、これは何を表しているのかお伝えしますね(^^)
SPF1というのは、健康な成人なら大体20分で紫外線B波の影響を受ける、という意味なのです。
つまり、SPF35であれば、「20分×35倍の時間、紫外線B波からの影響を受ける時間を伸ばしますよー!」ということです。
20分×35=700分。ということは、紫外線B波から11時間以上守ってくれるんですね(^^)
SPF50の場合は、20分×50=1000分なので、16時間以上守ってくれるということになりますね。
・・・1日24時間しか無いので、16時間ということは、ほぼ起きている間中・・・ですね(^_^;)
後述しますが、SPF35もあれば充分ですよ(^^)
紫外線C波
紫外線C波(UV-C)は、日焼け止めにも記載がないし、聞いたことが無い人が多いかと思います。
紫外線C波は(UV-C)オゾン層を超えて地上には降り注がないために、特に注目はされていないんですね。
でも実は紫外線C波って、皮膚がんの原因になるんです!!
「でもオゾン層を超えては地上に来ないんでしょ?」
・・・そうなのですが、実は「フロンガス」などの影響で、オゾン層が破壊されつつあるのですよ・・・
ということは?
皮膚がんの原因となる紫外線C波が、地表に降り注ぎ始めている!ということです。
これも「環境破壊」です。
便利な世の中ですが、便利さばかりに囚われて、環境を破壊してしまうことを気づかないのが人間ですね。(私も含め)
日焼け止めのSPFが35あれば充分って?
はい、先程ちらっとお伝えしましたが、日焼け止めのSPFは35あれば充分というお話をお伝えします。
「SPF50のほうが起きているあいだじゅう効果があるから、SPF50のほうが安心じゃない?」
そう思われることでしょう。
しかし、日焼け止めって、1度塗ったらシャワーを浴びるまで平気というわけでは無いんですよ。
実は、「汗をかいても落ちにくい」という強力な日焼け止めでも、水に入った場合には落ちなくてもタオルでゴシゴシこすったりしたら、取れてしまうので塗り直しが必要です。
あとは、摩擦に弱いということで、洋服やバッグなどがぶつかって日焼け止めが取れてしまうので、これまた塗り直しが必要です。
ですので、結果的には日焼け止めを、こまめに塗り直さないと
「ちゃんと日焼け止めを塗ったのに日焼けした!!」
ということになるのです。
また、日焼け止めを勿体無いと思い、少ない量しか塗らない人も居るようですが、それでは効果はありません。
それで、どうせ塗り直すのでSPF20やSPF35で十分、というわけなのです(^^)
※SPF50だとSPF35よりはお肌への刺激も若干強いので、お肌の弱い人は特に気をつけたほうが良いです。
日焼け止めの塗り方
日焼け止めって、ただサラサラ~っと塗っただけではちゃんと効果が出ないんですよ(^_^;)
正しい塗り方をお伝えしますね。
顔に塗る場合
- エマルジョン(ミルクタイプ)の場合は、1円玉大ほどを手のひらにとり、少しずつ5点置き(額、両頬、鼻、顎)します。クリームタイプならもう少し少なめにします。
- 指の腹を使い、丁寧になじませます。小鼻の脇などは塗り残しの無いように気をつけましょう。
- 1と同量を取り、重ね付けします。
- 首(後ろ側も)やデコルテも顔の一部と考え、丁寧に塗ります。首の後を塗る場合には、下を向いてシワを伸ばしながら塗ると塗りやすいです。
顔だけ日焼け止めを塗って、首は放置する人が結構居ますが、シミやシワの原因になってしまうのできちんと塗りましょう。
腕に塗る場合
- 日焼け止めの容器から直接、ストローくらいの太さになるように腕に線状に取ります。多いような感じがするかもしれませんが、少ないとムラになって充分な効果が出ないのです。(まだらに焼けてしまいます。)
- 手のひら全体を使い、大きく円を描くようになじませフィットさせます。
- 忘れがちな肘にも、しっかり塗りましょう。
- 手の甲もシミの原因になりますのでしっかりと塗りましょう。ハンドクリームを塗る場合は、日焼け止めの前に塗りましょう。
脚に塗る場合
- 脚の前側に、容器から直接、ストローくらいの太さに線状に取ります。
- 手のひら全体を使い、大きく円を描くようにしっかりと伸ばしフィットさせます。
- 脚の後ろ側にも同じ様に線状に取り、伸ばします。
- 足の甲や指の間にもしっかり塗ります。
- 忘れがちな膝、膝の裏にもしっかり塗りましょう。
いずれの場合も、2層式の日焼け止めの場合にはしっかりと振り混ぜてから使用しましょうね(^^)
オキシベンゾンとオクチノキサートの含まれていない日焼け止めってあるの?
以前私は「実は結構あるんです(^^)」と、メーカー名とブランド名を記載していました。
ですが、メーカー全て、オクチノキサートの別名メトキシケイヒ酸エチルヘキシルで記載されていたのです。
ですので、日本製の日焼け止めで、海外で使用できるものはほぼ無いと思っていただいたほうが良いです。
ただし、私が調べたところ、
- 資生堂2e(ドゥーエ)
- 資生堂2e(ドゥーエ)ベビー
- 資生堂アネッサパーフェクトUVマイルドミルクa
- 資生堂アネッサモイスチャーUVマイルドミルクa
2020年5月13日現在、こちらの4製品は、規制成分が含まれていないようです。
他のメーカーの製品は、オクチノキサートの別名メトキシケイヒ酸エチルヘキシルで記載されていました。
※日焼け止めも種類が多く、全ては調べられないのでご了承願います。
ただ、改良で成分が変わることがありますので、なるべく店頭で確認してから購入されてくださいね☆
ネット通販利用で実物が見れない場合には、ショップに確認しましょう(^^)
日焼け止めの重要性と効果的な塗り方まとめ
- 米国の、サンゴ礁への有害性を指摘される紫外線カット成分配合の日焼け止め禁止令は2021年1月1日から
- 日焼け止めを使用しないと、人間の肌が危険
- 紫外線には3種類ある
- 日焼け止めは正しい使い方をしないと効果が無い
- 有名な日焼け止めで、禁止成分が含まれていないものはこれ!
持ち込みまではまだ規制されていませんが、ハワイへ行かれる方は、日焼け止めの成分をチェックして、なるべくオキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)の含まれていない日焼け止めをお買い求めくださいね(^^)
※画像出典元:全てぱくたそ
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